
大人気MMORPG「TERA」がスマホで遊べる。
圧倒的で美しいグラフィックと壮大な世界観が魅力のゲーム「TERA(テラ)」のスマートフォン用アプリ「テラクラシック」を語っていきます。
今回はプレイヤーが選択できる4つの職業に関することを中心に紹介します。

サーバーは3つから選択できます
「テラクラシック(テラクラ)」の概要
「テラクラ」はフリーターゲッティングによる戦闘と綺麗なグラフィック、可愛いキャラクターが魅力のMMORPGです。
大人気を誇ったPC版「TERA」と世界観を共有しており、メインストーリーはPC版の20年前を描いています。
PC版「TERA」ではアルボレアという世界で英雄と称えられた人物が、「テラクラ」では若い姿で登場していることもあり、PC版をプレイしたことのある人にはムネアツなこと間違いありません。
「テラクラ」で初めてアルボレアの世界に触れる人も、問題なく物語に入り込める展開になっています。
戦闘システム
戦闘システムの「フリーターゲッティング」は、一般的には「ノンターゲッティング」ともいわれています。
いわゆる敵をクリックなどでターゲッティングして戦うMMORPGや戦闘画面に切り替わるRPGとは違い、クリックなどをせずフィールドにいる敵をそのまま自分で位置や距離を測って攻撃していくシステムです。
ターゲット方式のRPGよりもアクション性が強く、スキルやステータスだけでなく位置取りや距離感も戦闘の重要な要素になってきます。
とはいえアクションゲームほどシビアな操作性を求められるわけではないので、序盤はそこまで難易度は高くありません。
また「テラクラ」にはオートモードがあり、戦闘やクエストをほぼ自動で行うことができるので慣れるまでオート戦闘を見て自分のキャラの動き方を学ぶといいでしょう。
もちろん、メインストーリーが進むにつれて難易度が上がれば、オート戦闘だけでは対応しきれない場面がたくさん出てくるのでやり込みたい人にも爽快な戦闘が楽しめます。
モンスター気づかれないよう近づいていきなり攻撃をブチかますのはなかなか気分がスカッとしますよ。
リセマラの必要性
「テラクラ」にもガチャがあります。
主な内容はプレーヤーキャラの見た目をオシャレに変化させるアバターや、フィールドで使えるオリジナルの乗り物、仲間になるペットなどです。
直接戦闘に参加するキャラクターや、強力な装備品などは今のところガチャでは出てきません。
(この辺りはPC版とも共通のようです。)
一部プレーヤーのパラメータに影響のあるものもあるようですが、必須というほどでもなく、あったらいいなーくらいの感覚でいいと思います。
なのでリセマラの必要はないです。
むしろ、直接購入するアイテムのほうが多い印象です。
ゲームを始める際の注意点
「テラクラ」はグラフィックやBGMに重きを置いている分、初回ダウンロードからかなりのストレージを使用します。
公式サイト曰く、ファイルサイズ4.5GB以上、9GB以上の空き容量を確保してダウンロードをとのこと。
複数ゲームをプレーしている方は空き容量に注意してください。
「テラクラシック(テラクラ)」の職業紹介
「テラクラ」ではキャラクター作成の時選択できる職業が現在4種あります。
また、「テラクラ」の世界アルボレアでは味方側種族が4種族出てくるのですが、職業と種族の組み合わせは固定されていて、自由に組み合わせることはできません。
職業選択の際は、どの種族のキャラクターをプレーしたいかも重要な判断基準かもしれません。
では、それぞれの職業を紹介していきましょう。
スレイヤー
攻撃と防御をこなせる職業。
種族はヒューマン。
敵の攻撃に耐えつつ巨大な剣と叩き込むことを得意としています。
自身の防御力やHPを上昇させたり、敵を引き付けることができるのでしっかり地に足付けた戦い方が向いています。
ソロプレイでは高い耐久力で倒れにくいので敵を集めてまとめて叩く、という攻撃手段がやりやすいでしょう。
パーティープレイではタンカー(盾役)としてパーティーの先頭に立ち、敵を引き付け味方が攻撃しやすくすることが求められます。
ウォリアー
接近戦の攻撃に特化した職業。
種族はキャスタニック。
素早い連続攻撃でとにかく敵を切りつけることを得意としています。
スキル全てがダメージを与えるものになっていて、機敏な動き方と二刀流で敵をねじ伏せます。
ソロプレイでは敵の背後に回り込んだり、突進したりなど相手に近づきつつ立ち位置を変化させ攻撃する必要がるでしょう。
パーティープレイでの役割は間違いなくアタッカー。
味方がひきつける敵に強力な攻撃をテンポよく叩き込むことが求められます。
アーチャー
弓を操り戦う職業。
種族はハイエルフ。
距離をとって狙いすました攻撃を仕掛けることを得意としています。
射程が長く強力なスキルが多いので、敵との距離感を常に意識した戦い方になるでしょう。
ソロプレイでは相手の攻撃が届かない位置取りを確保したり、罠を仕掛けるなど敵の攻撃を一切受けない戦闘が可能です。
パーティプレイでは遠距離アタッカーとして敵の背後から威力の高い攻撃を次々狙い撃つことができるでしょう。
メイジ
魔法を駆使して戦う職業。
種族はエリーン。
遠距離からの範囲攻撃を得意としています。
また、スキルの半分は回復スキルなので、パーティーではヒーラー(回復役)を担当することになるでしょう。
ソロプレイでは無敵スキルや回復スキルで敵の攻撃をしのぎつつ、集まった敵を一網打尽にする戦い方が派手なエフェクトも相まって迫力満点です。
パーティープレイでは味方に攻撃力UPのバフをかけれたり、敵を一か所に集めることもできるので、集団戦では欠かせない存在になれるでしょう。
「テラクラシック(テラクラ)」序盤の各職業を使用した感想
各職業の見た目や使用感について思ったことを書いていきます。
スレイヤー
種族のヒューマンは体格のいい男性キャラです。
タンク職が似合う体格の良さとダンディーな顔が印象的です。
攻撃モーションも大きな剣を力強く振るうものが多く、多くの敵が集まる戦場でも動きが見えやすいです。
攻撃も当てやすく耐久力を高めるスキルもあるので、アクションゲームの接近戦に不慣れな人でもソロプレイはやり易いでしょう。
オート戦闘でも、持ち前の耐久力があれば放っておいても勝手にレベルを上げ続けてくれます。
ただ、防御にスキルを割いている分攻撃スキルはウォリアーより少ないので、クールタイムと相まって常に攻撃スキルを回し続けられるわけではありません。
なのでソロプレイでの攻略速度は少し劣るかもです。
バランスよくじっくり戦うのが好きな方に向いてます。
「テラクラ」のモンスターとのパーティ戦闘には敵のひきつけ役が大変重宝されるので、パーティ募集の需要は高いかもです。
ウォリアー
種族のキャスタニックは細身で頭の角が特徴的の男性キャラです。
顔もシュっとしたワイルドなイケメン風が多いです。
スキルがすべて攻撃スキルなので、素早い攻撃モーションも合わさり常に攻撃し続けられる印象です。
近接戦闘でありながら、回り込みや突進のモーションにより常に立ち位置が変化する事でしょう。
ただ、その機敏すぎる動きをスマホのコントローラで対応するには慣れが必要かもです。
近づいている分敵の攻撃も受けやすいので、回避のタイミングには気を付けたほうが良いかもです。
ちなみに全職業共通で使える「回避」は、オート戦闘では使ってくれません。
スレイヤーよりも耐久力で劣る分放っておきすぎるとピンチに、なんてことも。
アーチャー
種族のハイエルフはモデルのような美しさの女性キャラです。
細身でありながらスタイルもよく、顔も大人の女性のようなきれいなものが多いです。
攻撃力が高くスキルも攻撃スキル中心なのでソロプレイでの攻略は早いでしょう。
罠やヒットアンドアウェイのようなスキルで敵を翻弄する戦い方が向いています。
威力の高い攻撃を相手の攻撃のとどかないところから放つことが特徴なので、常に敵との距離感を図り続ける必要があります。
攻撃モーションは比較的見えやすいものが多く、近接戦闘ほどごちゃごちゃしないので状況が分かり易いです。
メイジ
種族のエリーンは獣耳が特徴的の女性キャラです。
少女のような体格と見た目で豊富な種類の耳と相まってとても可愛らしくなっています。
子供体型でありながら細すぎずほんのりむちっと肉感的なグラフィックが運営さんのこだわりを感じます。
魔法らしく攻撃モーションがとても派手で格好いいです。
ただ集団戦闘では若干ごちゃごちゃしてるように見え、スマホの画面では戦場で何が起こってるのか確認しずらくなりそうな気もします。
攻撃力は同じ遠距離戦闘のアーチャーよりも低いです。
スキルも回復用のものが多く、ソロプレイは他の職業より少し時間がかかるかもです。
自身を回復しながら戦えるので、HPを管理しながら死なない立ち回りを優先させるといいでしょう。
オート戦闘も、よっぽどの数のモンスターに囲まれない限り倒れにくいと思います。
パーティ戦では必須のヒーラーとして、回復に専念しつつ自分が死なないように立ち回るのが重要になりそうです。
「テラクラシック(テラクラ)」おすすめ職業:アーチャー
私が「テラクラ」序盤をプレイしてみて、不慣れな状態で一番扱いやすそうだと思ったのは「アーチャー」です。
スマホでMMORPGをプレイすると、どうしても画面ごちゃつくように感じてしまい、戦場の様子がわかりずらい気がしました。
また全職共通で使える「回避」というスキルが、他のスキルを使っている時に使用すると発動までに時間がかかるようで、近接戦闘では使いづらい気がします。
そんな中でもアーチャーは敵と距離をとって戦うことで、自分のモーションも敵のモーションも見えやすく戦場を俯瞰で確認しやすいと感じたからです。
距離をとっている分攻撃も躱しやすいでしょうし攻撃力が高く敵を倒しやすいので、「テラクラ」に慣れないうちはまずはアーチャーで攻略してみるのもいいのではないでしょうか。
評価・まとめ
やはりテラシリーズの特徴である美麗なグラフィックは素晴らしく、見ているだけでワクワクさせられます。
キャラクターや装備に課金要素がなく、育成や攻略にお金をかけずに楽しめるのも好印象です。
スマホでMMORPGをプレイするのは初めて、という人には疑似コントローラの操作には少し慣れが必要かもしれません。
ですがオートプレイも充実しているので不慣れな方でも入り込みやすい仕様になっていると思います。
是非一度「テラクラシック」の壮大で美しい世界を冒険してみましょう。